ミコアイサ(♂)

遠 江 支 部

探 鳥 地 案 内
浜名湖・細江湖(浜松市) 本坂林道(浜松市) 
船明ダム(浜松市)

佐鳴湖(浜松市)
桶ケ谷沼(磐田市)     磐田大池(磐田市)
県立森林公園(浜松市)
太田川河口(磐田市)
天竜川河口(磐田市)
小笠山(袋井市・掛川市)


遠江支部ホーム


 支部の紹介

  支部長挨拶

  支部報紹介

 
●入会案内

 
●探鳥会・行事案内

 
●年間行事予定

 
●探鳥地案内

 ●季節の鳥便り

 
●各部会活動

 探鳥会・行事報告

 
●保護地紹介

 
●会員作品集

 
●リンク集


 

佐鳴湖

静岡県浜松市
住宅地の中に残されたカモたちの楽園!パンダガモの愛称で親しまれているミコアイサが毎年、越冬する湖。

JR浜松駅から西へ4kmのところにある周囲約5.5kmの自然湖で周りは175.0haの総合公園となっており市民の憩の場となっている。
現在、湖の周りを歩く周遊道路は途中でとぎれているが、将来、一回りできるようになる計画が進行中。トイレ、駐車場は周遊道路の途中に5ヶ所ある。
見られる鳥は冬季ではミコアイサをはじめマガモ・ヒドリガモ・オカヨシガモ・コガモなどのたくさんの種類のカモ類、ユリカモメ・ツグミなど。周年ではカルガモ・カイツブリ・カワウ・アオサギ・コサギ・ヒヨドリ・キジバトなどが、夏にはコアジサシ・ツバメ・オオヨシキリなどが見られる。また、ツバメは冬でも姿を確認することがある。

〔探鳥モデルコース〕
バス停「臨江橋」から東に向かうと佐鳴湖の西岸、周遊道路に着く。冬季はこの辺りから佐鳴湖のマスコットとして親しまれているミコアイサの姿をはじめ、カルガモやオカヨシガモなどのカモ達がたくさん羽を休めている。
カモの姿を観察しながら北へ歩いてみよう。すると、ツグミやジョウビタキが前を歩いて道案内をしてくれる時もある。時計塔、西側の根川地区は現在、市民による里山づくりが進められており、2haの湿地と2.5haの斜面林が整備され、メダカやホトケドジョウも住んでいる。野鳥はコガモやバン、虫を狙うモズの姿や地上を歩くシメの姿が観察できる。また、夏期にはオオヨシキリが元気に囀る姿も見ることが出来る。周遊道路に戻り、さらに北に進んでいくとカワウやサギがたくさん休む柵が見えてくる。柵の中にはオオバンやバンの姿が多い。ここでは以前、クロツラヘラサギやトモエガモも確認されたことがあるので、注意して見てみよう。もしかしたら思いがけない鳥と出会えるかもしれない。湖面に飛び出した杭の上にはカワセミが魚を狙っている姿もよく見かける。夏になると、同じく魚を狙ってホバリングするコアジサシの姿も一緒に見ることが出来る。時々、空にも目を向けてみよう。この辺りはミサゴが魚を狙って上空を旋回することが多く、運が良ければノスリやオオタカなどの姿を見ることができる。
 以上、冬季観察は11月から2月頃がベスト。西側の斜面林では初夏の渡りの頃にはオオルリなど、夏鳥の囀りも聞こえることがある。また、周年、湖の周りの林ではメジロ・シジュウカラ・エナガ・コゲラなどの姿を楽しむことが出来る。所要時間は往復で2時間程度。

〔交通〕
JR浜松駅北口バスターミナルより、遠鉄バス、広沢医療センター・佐鳴湖西岸または鴨江さなる台佐鳴湖西岸線で約30分。「臨江橋」下車。

佐鳴湖全景

  ミコアイサ♂    佐鳴湖のマスコット

  マガモ   左♂・右♀

 佐鳴湖で確認された野鳥(1985年〜2002年)
カイツブリ・ハジロカイツブリ・ミミカイツブリ・カンムリカイツブリ・カワウ・ゴイサギ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・マガモ・カルガモ・コガモ・ヨシガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・ミコアイサ・ミサゴ・トビ・オオタカ・ノスリ・ハヤブサ・チョウゲンボウ・コジュケイ・キジ・バン・オオバン・ケリ・イソシギ・タシギ・セイタカシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・クロハラアジサシ・キジバト・ヒメアマツバメ・カワセミ・アオゲラ・コゲラ・ツバメ・コシアカツバメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ビンズイ・ヒヨドリ・モズ・ルリビタキ・ジョウビタキ・アカハラ・シロハラ・ツグミ・ウグイス・セッカ・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カシラダカ・アオジ・カワラヒワ・シメ・スズメ・ムクドリ・カケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス
(以上72種)