小笠神社より富士山 遠 江 支 部 探 鳥 地 案 内 浜名湖・細江湖(浜松市) 本坂林道(浜松市)
船明ダム(浜松市)
佐鳴湖(浜松市)
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小笠山(袋井市・掛川市)支部報紹介
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●各部会活動小笠山 静岡県袋井市 掛川市 袋井・掛川の南に広がる小笠山は標高260mの丘陵地ながら、1300種もの植物を育み、低山帯の鳥が多数すむ、身近で、気軽に行ける深鳥地である。 〔探鳥モデルコース〕
東海道本線「袋井」駅から、菩提(ぼだい)経由、法多山(はったさん)行きバスで20分、「法多坂」で降りる。茶畑の中の十字路を南に折れて10分程で、林道の車止めゲートに着く。この深鳥地のベストシーズンは初夏、ゲート付近の赤松林では、オオルリ、サンコウチョウの声が、訪問者を出迎えてくれる。沢沿いの林道を歩くと、ところどころに、ササユリの白い花の咲く伐採地が開けている。植林されて間もない桧の梢でさえずっているのはホオジロだ。近くに繁みからは、ウグイスのさえずりも聞こえてくる。ここの川に沿っては、サンコウチョウが多数生息していて、道すがら「ツキ・ヒ・ホシ・ポイポイ」のあの陽気な声があちこちで聞かれる。路傍の木に身を寄せて、そっと口笛で真似てみると長い尾をヒラヒラさせたサンコウチョウが、頭の上にやってくるかもしれない。また上空に目をやると、旋回するサシバや、空を横切るハチクマの姿を見ることができるだろう。また、晩秋から冬にかけては、北風にゆれるススキの穂先にカシラダカやミヤマホオジロが止まり、空には、ハイタカやオオタカが舞う。歩き始めて1時間半。小笠神社の鳥居に着く。シラカシの大木を見ながら尾根を歩くと、谷すじや杉林から、キビタキの澄んだ声が聞こえてくる。周りのウバメガシの林床には、ギンリョウソウの幽かな花を見つけることがある。ヒトツバの繁るがけを見ながら、武田と徳川の「兵どもが夢のあと」を思い、小道を下りると、「小笠山ビジターセンター」に着く。センターの横を通ると小笠神社の本殿につく。本殿の板塀には、アオゲラのあけた大きな穴がある。穴だけではなく本殿裏のシイの木や松の梢でピューと鳴く声や姿も見られるかも知れない。また神社周辺では、ホトトギスがよく見られ、冬には、シジュウカラ、エナガ、ヒガラ、コゲラなどのカラ類の混群がよく見られる。帰りは、神社の鳥居を右にとって、小笠山縦貫道沿いに下り、菩提を通って下りてみよう。谷すじに夏ならミソゴイ、冬ならミソサザイに出会うこともある。〔交通〕
東海道線袋井駅から、「菩提」(ぼだい)経由、「法多」行バス、「法多坂下」下車。車進行方向に向けて右折、10分程で林道ゲートに着く。自家用車が便利。
小笠山(菩提山)林道入口
サンコウチョウ ♂
オオルリ 小笠山で確認された野鳥(1984年〜2001年)
カイツブリ・カワウ・アオサギ・キンクロハジロ・ミサゴ・ハチクマ・トビ・オオタカ・ツミ・ノスリ・サシバ・チョウゲンボウ・コジュケイ・ヤマドリ・キジ・ヤマシギ・キジバト・アオバト・ツツドリ・ホトトギス・カワセミ・アオゲラ・アカゲラ・コゲラ・ツバメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ミソサザイ・カヤクグリ・ルリビタキ・ジョウビタキ・クロツグミ・シロハラ・ツグミ・ヤブサメ・ウグイス・キクイタダキ・キビタキ・オオルリ・サンコウチョウ・エナガ・コガラ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カシラダカ・ミヤマホオジロ・アオジ・クロジ・カワラヒワ・マヒワ・イスカ・ベニマシコ・ウソ・イカル・シメ・スズメ・ムクドリ・カケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス
(以上66種)んョ サンコウチョウ ♀ウ
サンコウチョウが住む林