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支部報紹介 2004年3・4月号 (Vol
210) より
奥山だより-4
大杉正樹
や っと「春が来た!」と呼べるような季節になってきていることと思います。暖かい陽射しに心を許すかのように芽吹きの季節でもあります。また杉花粉に悩まされている方も多いことでしょう。ここ奥山では杉花粉も並の量ではありませんが、もう一つの春のバロメーターとして桜のつぼみのふくらみが分かります。
少 し話は季節を逆戻り、昨年の秋はおかしなくらいに秋らしくなく、春のような陽気が続きました。その影響か、季節を勘違いした桜が数輪開花しました。しかも開花後ある一定の冷えが続いたため花のもちは意外と良く、約10
日から2 週間ほど秋の桜を楽しめました。
さて話を元に。過去に(現在でもあろうかと)ウソによる桜の新芽の食害が話題になったことがありました。しかし奥山では深刻な被害は耳にしたことがなく、ウソを頻繁に見かけることもありません。おかげと毎年きれいに咲いた桜を楽しめます。ただ人出が多いため桜の花をバックに野鳥を……なんていうシーンに出会うことは少ないかと思います。そんな中でも私の印象に残っているのが、早朝桜の枝にとまってじっと水面を見つめているカワセミの姿。桜の薄ピンクとカワセミのオレンジやブルーの色がとても鮮やかで今でも目に焼き付いています。
桜 の花もほぼ終息に近づいた4 月8 日は、「花まつり」です。降誕会(ごうたんえ)とも言い、花御堂に釈尊の誕生像を安置し各寺院等で個性がありますが、方広寺でもささやかですが午前9時から法要を行っております。そういえば数年前、法要の最中に本堂裏でエゾムシクイが甲高い声で鳴いていたことがありました。皆
さんも暖かい陽射しのもと、外に繰り出してみませんか。
奥山公園の桜 3 月下旬撮影
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