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支部報紹介 2010年1・2月号(Vol
245) より
季節の鳥 ウグイス (ヒタキ科ウグイス亜科)
別名「春告げ鳥」とも呼ばれ昔から人々の生活の中に身近な鳥として親しめられており和歌(古今集)「鶯の谷よりいづる声なくは春来ることをたれか知らまし」大江千里と読まれております。古来日本の冬は雪深く寒さも厳しくそれだけ春が待ち遠しかったと思われます。どこからともなく聞こえてくるか細い声の「ホー」とか「ケキョ」に耳をすまし春をいち早く感じ取っていたのではないでしょうか。「ホーホケキョ」と正調子に歌い上げる頃には春本番となります。
この地方では低地から山の上まで分布しており春先(里)から初夏(山)まで美声を楽しむ事ができます。
以前、庭にいた時サザンカの垣根にやってきて私の目の前まで枝移りをしてきた事があります。あまりにも近づいてきたため息を止めておりましたが、私には気づかないのかせわしげにあたりをきょろきょろみまわし次の枝に移っていきました。目の前のウグイスは大きく感じました。
私の家の回りは数年前まではキジやコジュケイまでおりましたが、都市化が進み畑がなくなり竹やぶや雑木もなくなったため餌となる「クモ」なども減ってもう庭に来ることは望むべくもありません。
T.H
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