日本野鳥の会 遠 江 支 部      


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 支部報紹介   2007年7・8月号(Vol 230) より     

季節の鳥  ツバメ (スズメ目ツバメ科) 

 

 通常鳥達の営巣は敵からみつかりにくい所に工夫して作ると思われるのだが、逆にツバメは我々人間の一番身近な所に作る。これは昔からツバメにとって人間は[敵]ではなく逆に敵から守ってくれる存在だったのだろう。したがって巣を作る場所はもちろん雛の育てかたまで手にとる様にわかる。親が餌を運んでくると我先にピィピィと大声で鳴きさけぶ。敵という者は眼中にないのである。一番安全な建物の中に巣を作るという習性が残っているのか、感知器の前でヒラヒラし自動扉を開けている姿をみかける。これなどはつい最近身につけた特技?ではないか。かなりな繁殖力を持ちながら数が増えていかないのは旅の危険が想像できる。

近年いろいろな環境の変化か私の周りでは数が減っていく様で非常にさみしい。

T.H